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あなたは、愛され、大切にされるべき存在です。
私たち天使を始めとする聖なる存在たちは、一瞬たりともあなたから目を離すことはありません。
あなたが例えそう思うことができないときでも、あなたは、常に、大切に育まれているのです。
宇宙はある方向に向かって進化しており、あなたのスピルチュアルな成長は、その進化に欠かすことのできない大切な要素です。
あなたが、あなたの本質として生きているときには、常にあなたは、宇宙の進化に役立っています。
宇宙の進化に役立っているとは、あなたが宇宙の流れの中で、光を放つ存在であるということです。
ですから、何かができるできないに関わらず、存在そのものが、あなたの価値なのです。
でも、あなたは、なかなか自分の存在に価値があるとも、宇宙に大切に育まれているとも、信頼することができないでいるのでしょう。
それは、あなた方人間にエゴがあるからです。
あなたの本質は宇宙と一体ですが、あなたのエゴは、宇宙と切り離されていると感じています。
ある一面から見れば、エゴとは、宇宙と切り離された部分そのものです。
あなた方の住んでいる地球を見渡してみれば、あなた方人間以外に、エゴを持っているものはいません。
木々や、草花、流れる雲や満ち干きする海、動物たちや虫たち、すべてが何にも逆らうことなく、調和して存在しています。
あなた方の本質は、それらすべてのものと何ら変わりなく調和していますが、エゴは調和することを恐れ、自分を守ろうとしているのです。
そのようなエゴがあなたの中で優勢になると、あなたは、自分がひとりぼっちであるように感じ、人生が困難で、思い通りにならないもののように感じます。
エゴが優勢であったこれまでの時代において、あなた方は、困難で思い通りにならない人生を、一人で戦っていくということを繰り返してきました。
それ故、あなたの潜在意識(エゴの記憶)の中には、その経験による恐れが蓄積され、「自分がひとりぼっちだ」ということの根拠になっているのです。
人生とは、一人でコントロールできるものではなく、あなた方人間が一人でいくら頑張っても、できることは僅かです。
あなたがそのことを意識しているかどうかに関わらず、潜在意識の中では、自分一人でできる範囲がどれだけかということを、よく分かっています。
ですから、宇宙との繋がりを感じられないときには、人生を困難なもののように感じ、楽しむことができなくなってしまうのです。
宇宙は、あなたの目に見えないところに作用していて、問題だと思っていたことをいつの間にか解決させ、困ったときに助けてくれる人を現れさせ、苦手だった人をどこかに移らせ、大切な人との偶然の出会いを作ってくれます。
そのような経験を、あなたもしたことがあるでしょう。
あなたが「一人の力ではどうにもできないこと」は、宇宙が、あなたにとって最善なように準備し、整えて、届けてくれます。
そのような宇宙のサポートを感じられるから、人生はうまくいき、安心していても大丈夫だと思えるのです。
あなたが身の回りで起きている宇宙のサポートに気づき、信頼を高めていけば、エゴの恐れは小さくなっていき、日常的に宇宙との繋がりを感じていられるようになります。
宇宙の流れに乗っているときには、電車やバスや信号とタイミングが合うようになったり、欲しいものがすんなりと手に入ったり、気が乗らない集まりに参加しなくて済んだり、連絡を取ろうと思っていたら、相手から連絡が来たり、ということが頻発するようになります。
「自分がどうにもできないことは、宇宙がサポートしてくれる」・・・それは、つまりあなたが一人ですべてのことをどうにかしなくても良いということです。
それがあなたの中で、当たり前の感覚になったときに初めて、あなたはすべての緊張を解いて安心し、リラックスしていられるようになります。
そして、自分が「できないこと」を心配するのではなく、「できること」に集中するようになっていくのです。
今この瞬間に、自分が「できること」に集中すれば、あなたの注いだエネルギーが物質世界に作用し、それにより、あなたが「できること」以上のものを引き寄せることができます。
これは、私たち天使に助けを求めることがない人でも、全くスピリチュアルな知識を持たない人でも、同じです。
(とはいえ、今のあなたには、積極的に私たちに助けを求めて欲しいのですが)
あなたは、あなたの人生すべてを、一人で背負っているのではありません。
宇宙は常にあなたの味方であり、物質的なものだけでなく、出来事なども含めて、すべて、あなたにとって、必要なものを与え続けてくれるのです。
このことを無理に信じようとする必要はありません。
ですが、あなたの人生の中で、宇宙があなたに何をしてくれているのかを、検証してみてください。
嬉しい状況でも、嫌な状況でも、その中で、宇宙があなたに与えてくれているものが何なのか・・・
それが分かると、人生の意味が - そして人生そのものが、大きく変化していきます。
あなたが求めるなら、私たち天使は、いつでも、そのための手助けをすることができます。
どんなときも、あなたが一人で頑張る必要はないのです。
あなたが辛くなったとき、虚しさを感じたとき、どうぞ、そのことを思い出してください。
あなたをいつも安心し、リラックスしていられるようにすることは、自分を愛することの大切な要素です。
○あなたは、今どれくらい、自分を愛そうとしていますか?
あなたは、自分を愛することが必要だと、ずいぶん理解はできたけれど、まだまだ自分に真剣になることができないと感じているかもしれません。
または、自分を愛そうと決めたけれど、自分のことが嫌でしょうがないと思っているかもしれません。
あなた方は、これまでの転生から、今世今まで、ほとんど自分を愛したことがありません。
あなたの周りに、「この人は自分を愛しているな」と感じる人がいるでしょうか。
「自分が好き」という人は、自分にとって都合の良い自分が好きなだけで、ありのままの自分のすべてを愛している訳ではありません。
自分の思う通りに何でもしている人も、もしその人の周囲で誰かが我慢を強いられているなら、ただ自分のエゴを満足させているだけでしょう。
自分を本当に愛している人は、何をしているかに関わらず、基本的に朗らかで、楽天的で、人に優しく、必要のない自己主張をすることなく、必要なことは穏やかに伝え、人に流されることなく、とはいえ頑固でも頑なでもなく、独特の爽やかさが感じられます。
これはあくまで一例であり、自分を愛している人が常に同じ訳ではありません。
あなた方のエゴは、「自分を愛している人はこのようだ」と聞くと、そのような人物になろうとし始めますが、それは、理想に自分を押し込むこれまでのパターンと同じです。
このような人物になろうとするのではなく、あなた自身の中の本質を見つけ出し、それに従っていけば、あなたらしい「自分を愛している状態」になることができます。
そのときあなたは、朗らかかもしれないし、楽天的かもしれないし、爽やかかもしれませんが、それは、あなたが作り上げたあなたではなく、ただあなたの本質の自然な表現に過ぎません。
大切なのは、自分をどうにかしようとするのではなく、あるべき自分に戻してあげるという視点です。
例え、誰もが自分自身からであっても、無理矢理変えられるのは、嫌なのです。
○あなたとあなた自身の関係は、あなたとあなた以外の人とのすべての関係に反映します
あなた方は、自分にしているのと同じことを、自分以外の人にもするからです。
あるべき自分として、自分をコントロールできている相手や状況のときには、その影響は小さくはなりますが、そうでないときには、あなたが自分にしていることを、そのまま相手にもしてしまいます。
多くの場合、会社などの公共の場での関わりでは、自分をコントロールしやすく、家族や恋人、特に自分の子どもなど、自分との見分けがつきにくくなる相手との関わりでは、自分のコントロールが難しくなります。
あなた方は、相手が自分を嫌わないし、離れていかないという安心を感じるほど、相手と自分の区別がつかなくなります。
そのような安心を感じられる状況や相手とは、
自分の子ども(幼いほど、自分から離れては行けないので)
結婚相手(法的繋がりと、周囲にも公表し、認められているので)
親(自分を愛するべきという価値観によって)
相手が何でも受け入れてくれると感じたとき
相手との間で、純粋な愛を感じたとき
・・・などがあります。
特に幼い子どもの親に対する愛(親から子どもに向けられるものではなく)は、無条件で絶対的な信頼に満ちています。
だから、相手(子ども)が自分から離れられない状況だというだけでなく、相手は何でも受け入れてくれる存在でもあり、多くの親が我が子を自分の一部だと感じています。
そのような状況において、相手と自分の区別がつかなくなるのは、ある一面から見れば、当然のことです。
あなた方が愛に満ちていけば、宇宙と一体になりますが、それはつまり、すべての境界が消えるということです。
だから、誰かからの愛に満たされたと感じると、相手との境界がなくなったと感じるのです。
あなたと誰かが愛で繋がった瞬間には、確かにお互いの間で境界は無くなっています。
しかし、それは、ごく瞬間的なものでしかありません。
あなた方のエゴは、そのような瞬間があると、それを根拠に関係性が継続すると勘違いし、相手に多くを期待し始め、いつも相手が自分に愛を注いでくれることを求めます。
相手との関係に不安があれば、関係性を維持することに執着し、安心を感じれば、自分をより多く受け入れてもらうことに執着するのです。
しかし、そのようなときには、相手も同じことを期待するので、その関係において愛は育たず、苦しさばかりを育ててしまいます。
お互いが、相手により多くを受け入れてもらおうとするのですから、当然です。
どちらかが自己犠牲的価値観を持っていれば、一方が相手を受け入れるばかりになり、それは、何らかの理由でその関係が終わることになるまで続きます。
あなたと誰かが愛で繋がった瞬間とは、本当はより良い関係になるための機会であるはずなのに、エゴがそれを壊してしまうのです。
このようなことを防ぐためには、自分以外の人との関係の中に、自分が含めてしまう「愛でないもの」を減らしていくことが必要です。
○関係の中に自分が含めてしまう「愛でないもの」とは、エゴに基づいたものです
例えば、謝るという行為は、エゴ的なものが含まれやすいものです。
誰かに謝るとき、その中には、ただ自分が許されたいという気持ちがあり、相手のことを考えていない場合もあります。
「すみません」「ごめんなさい」を連発するのは、相手から「いいよ」と言われることで、安心したいという気持ちが隠れている場合もあります。
(そのような人は、潜在意識のどこかに「自分は悪い、存在してはいけない」というような強い自責の念を抱えているものです)
あなたが、誰かに謝られたのに、なんとなくその謝罪を素直に受け入れられないときには、エゴ的なものを感じ取っている場合もあるのです。
また、関係性の中のエゴ的なものとは、相手に多くを求めるようなものだけでなく、理想の自分として接することや、常識的に判断して言葉や態度を決めること、また、相手を試すような駆け引きも含まれます。
常識的に判断して言葉や態度を決めることの何が悪いのかと、あなたは思うかもしれませんが、誰かとの関係において、何が最善かは、相手と触れ合っているその瞬間にしか分かりません。
常識的な判断は参考にしてもいいのですが、相手をしっかりと感じ、本当に相手にとって最善のことを選び取ろうとすることが大切です。
(あなたが、誰かに何をしてあげたらいいか迷うときには、相手の人の守護天使に助けを求めてみてください)
あなたは、もしかしたら、自分のこれまでを振り返り、そのようなことをしていたのではないかと考えて、自分を責めたくなっているかもしれません。
でも私たちは、エゴ的なものが含まれる関係や行為が悪いと言っているのでもなく、今すぐにそれをやめましょうと言っているのでもありません。
そのようなことは、今のあなたがすぐにできるはずがありません。
(だからもちろん、これまでのあなたができていなかったとしても、あなたを責める理由にはなりません)
ただ、私たちは、あなた方が当たり前だと思っている多くの関係や行為の中にエゴ的なものが含まれていることをあなたに知って欲しいのです。
あなたと誰かとの関係の中にあるエゴ的なものを減らしていけばいくほど、人間関係は、軽やかで、シンプルで、自由なものに変化していきます。
だから、それは間違いなく、あなた自身(もちろんあなたと関わる大切な人たち)の幸せに繋がります。
でもそれは、エゴにとっては、とても恐ろしいことです。
例えばあなたは、自分が愛されていることに自信が持てず、毎日、愛する人から「愛してる」と言って欲しいかもしれません。
それは、自分の不安を減らすために、相手に求めていることであり、相手のためではありません。
でも、それが分かったとしても、エゴは、そう簡単に止めることはできません。
「愛してる」と言われなければ、恐れが大きくなってそれに圧倒されてしまい、今度は、相手の言動に敏感になり、そこから気持ちを読み取って、安心することに必死になります。
または、相手が自分から離れていけないような状況を無意識に作ることもあります。
あなた方の長い歴史の中では、経済的な自由を与えず、相手を馬鹿にして能力がないと思い込ませ、相手を支配するということが繰り返されてきました。
ですから、相手が自分から離れていくのが怖いとき、無意識的にそれを利用してしまうこともあります。
それが本当の安心に繋がらないと、もちろん、どこかでは分かっているのですが、もし、それを止めてしまったら、相手は自分から離れていってしまうかもしれません。
エゴは、相手が自分から離れてしまうことを何より恐れていますが、ハイヤーセルフはその恐れを超えて、本当の愛を育むことを望んでいます。
自分と誰かとの関係の中にあるエゴ的なものを減らしていくには、ただそのような行為を排除すればいいのではなく、エゴの恐れを理解し、少しずつ癒しながら進めていかなくては、うまくいかないのです。
ほとんどの人が、自分の大切な人と駆け引きし、権利と義務で縛り合って、でも、社会的には幸せに見えるような状態を作り出しています。
だから、エゴは、「自分だけ恐ろしいことに取り組むなんてとんでもない、その先に確証もないのに、みんなしているんだからいいじゃないか」と考えます。
誰かとの間にあるエゴ的なものを取り除いていくと、新しい関係になるのですが、それは、あなた方にとってほとんど未体験のものです。
だから、それを手放すと、相手が離れていってしまうのではないかと恐れるのですが、本当に必要な相手とであれば、ただ、愛が育ち、未体験の素晴らしい関係が始まるというだけのことです。
あなたが自分を愛するようになれば、あなたの本質が求めるままに、新しい愛のある人間関係を築いていくようになるでしょう。
自分を愛するようになればなるほど、自分にしているのと同じことを相手にするようになるのですから、周囲の人との関係においても、エゴ的な行為でなく、ごく自然に愛に基づいたことができるようになるのです。
○人間関係において義務と権利はありません
あなたは、誰かに対して、何かをしてもらう権利はないし、何かをしなくてはいけない義務もありません。
誰かは、あなたに対して、何かをしてもらう権利はないし、何かをしなくてはいけない義務もありません。
それは、真実なのですが、あなた方の社会では、権利と義務を無くすことが、まだとても難しいのは確かです。
あなたも、権利も義務もないと聞くと、世の中がどうなってしまうのだろうかと、不安を感じてしまうでしょう。
でも、本来あなた方の本質は自由であり、外側の何かによって、動かされるべきではないのです。
例えばあなたは、夫が働いて稼いでいるのだから、自分は家事をしなくては、と考えているかもしれません。
または、子育てが嫌になってしまっても、投げ出す訳にはいかないと思うかもしれません。
ある状況の中に義務と感じられることがあり、誰かがそれによって動いているように見えるときでも、その人がそれを選択しているなら、その人は自由です。
他に選択肢がないとしても、「やらなければいけない」と考えるのではなく、「やると決めよう」と思うだけで、内面に自由がもたらされるのです。
だから、外側の状況に関わらず、あなたの中から、義務と権利の考え方を減らしていくことはできます。
「たったそれだけのことで、何か変わるだろうか」とあなたは思うかもしれませんが、あなたの中に自由の意識が生まれれば、自分が本当に嫌なことがはっきりと分かるようになっていきます。
あなたが何かを本当に嫌だと感じ、でもそれをやらなければいけない状況のときは、その状況があなたに相応しくなく、あなたが自分にとって正しい場所に移るか、深い癒しが起こる機会です。
義務と権利に縛られることを当たり前にしていたのでは、自分が本当に嫌なこと、本当に望むことを感じられなくなってしまいます。
あなた自身の自由を尊重し、誰かの自由を尊重し、お互いの自由意思によって関係を築いた方が、あなたと誰かが関係も、世界もずっと素晴らしいものになるのです。
○何かを強く恐れるようなとき、エゴは、自分を巧妙に隠します
エゴは自分にとって都合の悪いものを顕在意識に上げないようにするので、変化を強く恐れるときには、その恐れを隠し、それができない最もらしい理由を並べたり、できなくなるような状況を作り出したりします。
変化を続ける中で、急にやる気がなくなったり、できないと感じるようなときには、その背後に恐れが隠れていないかに注意深くなる必要があります。
また、エゴは、恐れだけでなく、自分は良い人、正しい人でいたいという理由によって、自分が認められない自分を隠し、それに気づかないようにすることもあります。
しかし、それが常に悪い訳ではなく、自分の存在価値を、行為や精神性を支えにして計っているほど - つまり、自分の存在そのものに価値があると思えていない度合いが高いほど、自分の中のエゴ的なものを受け入れる力がありません。
エゴは自分の一部であり、エゴ的な思考や行為をするのは当たり前なのですが、自分が良いことをしていると思い込んでいるので、その行為の中にエゴを見つけると大きなショックを受けてしまうのです。
だから、いきなりすべてが見えればいいという訳ではなく、エゴ的なものを見分けることと、自分の存在そのものの価値を認めることをバランス良く進歩させていかなくてはいけません。
「自分の思考や行為の中にあるエゴ的なものを見分ける」とは、その思考や行為が「エゴかそうでないか」という白か黒かを判定することではなく、成分分析するようなものです。
ある思考や行為の何パーセントかは間違いなく愛であり、何パーセントかはエゴであるということを、科学の実験のような静かさと正確さを持って見分けるのです。
そして、その結果はただの結果なので、それによって自分を責めることなく、癒しのための対処をすればいいのです。
対処とは、表面的、具体的な行為を制限することではなく、本質的な癒しを行うことです。
(制限しないで、エゴ的な行為をするという意味ではなく、行為の前に癒すのです)
本質的な癒しとは、表面的な行為の背後にある恐れや、何らかの理由で抱えてきたパターンに気づき、手放すことです。
例えば、あなたが好きな人に厳しくしてしまうのだとして、その理由は、単純に自分に厳しいからかもしれないし、過去世において、尊敬する人に厳しくされたことを愛だと思っていたからかもしれません。
自分以外の人から見て、厳しく見えることが常に悪い訳ではもちろんありませんが、「厳しさ」という言葉の中に、「律する(コントロールや抑圧する)」「甘えを許さない」というエネルギーが含まれていることには、気づいていなければいけません。
でも、私たち天使は、あなたに善悪の判断基準を与えたいのではなく、その時々の関係性やコミュニケーションの中に、どのようなものが含まれているのか、気づくためのヒントを伝えたいのです。
ある人とのある状況の中で、その瞬間に、何が最善かは、あなたがそのときに抱えているもの、または、手放そうとしているもの、相手のエゴの状態、あなた自身の癒しの進行度によって、決定づけられます。
特に、関係性を解消する必要があるようなときには、そのときに行われる行為は、理想的なものでないことの方が多いのです。
嫌なことをする相手に、どうしてもそのことを伝えなければならないようなとき、事前に原因を見つけ、必要な癒しを行って、天使にもサポートを頼んだけれど、やっぱり感情的になってしまった・・・
だとしたら、それがそのときには、正しいことなのです。
相手と離れなければ、深いレベルの癒しをすることができず(日常的に触れ合っていれば日々傷つくことの対処で精一杯なのですから)、離れるために何かを伝えなければならないとしたら、完全に癒されてから何かをするのは不可能です。
大切なのは、安易に感情を暴発させることなく、エゴに乗っ取られることなく、あなたがその出来事に対処「しようとした」ことであり、結果どうなったかではないのです。
相手の抱えているエゴの量によっては、感情的に伝えなければ、何も伝わらない場合もあります。
あなた方は、いつも、後になってあれこれと考えて、もっと違うことができたのではないかと、過去の自分の行為を悔やみ、罪悪感を抱え込みますが、どんなことも、そのときのあなたとあなたを取り囲む状況を含めて、私たち天使の目から見れば、それ以外の方法は無かったのです。
ある瞬間にあなたがする行為は、あなたが関わっている人や状況と切り離すことはできません。
どんなことも、理想を追い求めれば、後悔や罪悪感ばかりを生み出す結果になります。
あなたが過去の自分の行為について、いつまでも忘れられず、罪悪感を抱えているなら、それをどうしたら手放せるのか、考えてみてください。
(一番簡単は方法は、私たち天使を頼ることです)
○人との関わりはあなた自身を映す鏡です
人との関わりは、あなた方が生きていく上で切り離せないものであり、あなたが誰かにすること、抱く感情、誰かにあなたがされること、言われることのすべてに、あなた自身が映し出されています。
あなたが自分自身に注意深くなるために、瞑想したりして一人で自分の内面を見ることも有効ですが、人と関わることで、そこに映し出されている自分に気づくこともとても有効です。
人との関わりに映し出されるものは、エゴが潜在意識に隠しているものも現れるからです。
だから、あなた方は、嫌いな人が現れるとその人を批判し、「自分はその人とは違う」と主張したくなるのです。
あなた方が愛に満ちていけば、すべての境界がなくなります。
それは、否定や批判が消えていくということでもあります。
もちろん私たちは、否定や批判が悪いと言いたいのではなく、否定や批判をしたい気持ちが現れたら、それを抑圧するのではなく、ただ癒して欲しいのです。
あなたの人生に嫌な人が現れたなら、それは、必ず、あなたの中の何かが反映された結果です。
「その人が自分の何かだと考えるだけで嫌だ」と感じるなら、まずその気持ちを癒してしまいましょう。
そうすれば、ずっと楽に、自分の中に隠されているエゴに目を向けることができるでしょう。
そして、あなたが、その嫌な人に映し出していた自分を癒すことができれば、その人はもはやあなたにとって、嫌な人ではなくなります。
もし、あなたが、嫌いなタイプの人のリストを作っても、そのような人の特徴を挙げることはなくなるでしょう。
そして、同じような人が、あなたの人生に現れることも無くなっていきます。
あなた方は、相手をどうにかしようといつも頑張ってしまいますが、あなた自身を癒すことで状況を変える方がずっと簡単です。
エゴは、自分を変えるのが嫌なので、相手を変えようとしますが、相手も同じように、自分を変えるのは嫌なのです。
でも、自分を癒すことで、相手と引き合っているもの(相手に映し出されているもの)を取り除けば、相手の中でも何らかの変化が起こります。
あなたが自分を癒せば、それを映し出していた相手も、癒すことができるのです。
これは、とても大切なことなので、どうぞ、心の片隅に置いておいてください。
そして、あなたが、嫌だと感じている誰かの特徴を自分の中に見つけ、それを癒したとき、その相手がどう変化するのか注意していてください。
どうぞ、誰かを変えたいときには、まず、あなた自身を見、癒すことから始めてください。
そのようなことをしても、誰にも見えず、誰からも評価されず、馬鹿馬鹿しく感じるかもしれません。
エゴは、自分のしていることを認めて欲しいし、評価されたいし、褒められたいと訴えかけてきますが、あなたが自分自身を認め、評価し、褒めることで、そのエゴを満たそうとしてみてください。
あなたがまだ十分にエゴを満たしてあげることができず、あなた一人の手にあまるときには、宇宙は、あなたの話を聞いてくれ、あなたのしていることを認め、評価し、褒めてくれる人をあなたの人生に送り込んでくれるでしょう。
(あなたが一人で頑張りすぎて、虚しくて苦しくなってしまったら、いつでも私たち天使に声をかけてください)
あなたがいつも完璧である必要などないし、一人ですべてを背負う必要などないし、できていないからといって、人生が何も変化しない訳ではありません。
あなたが、あなた自身を愛し、人との関わりを通して、自分の抱えている不要なこだわりや、思い込みや、自己否定や、恐れを癒していけば、あなたと関わる人たちすべてが同じように癒されていき、あなたを取り囲む状況は、格段に良くなっていきます。
あなたが自分を認めれば、あなたの周囲には、あなたを認める人が集まってくるし、あなたが自分を癒すために、自分の多くを受け入れようとすれば、あなたを受け入れてくれる人が集まってくるし、あなたが自分を愛しただけ、あなたを愛してくれる人が集まってくるのです。
あなたは、嫌な特徴よりもむしろ、好ましい特徴を周囲の人に見るようになるでしょう。
もちろん、あなたが周囲の人の中に見つけた好ましい特徴は、あなたの中にあるものが映し出されているのです。
あなたが誰かを見て素敵だと思うとき、「その素敵な部分が自分にもあるかもしれない」と考えてみてください。
そうすれば、あなたは、それを自分の中から引き出すことができるでしょう。
周囲の人との関わりの中で、あなたは、隠されていた嫌な自分だけでなく、ないと思い込んで表に出てこられなかった、素晴らしい自分も見つけることができるのです。
あなたが自分自身を癒し、それによって周囲の人を癒し、宇宙の進化に貢献していることに、宇宙は、必ず応えてくれます。
だからあなたは、あなたの未来について、安心していて大丈夫なのです。