Endings and Beginnings(99~100日)の記事

2022年3月2日水曜日

150__Week15

t f B! P L

 *:.。o○o。.:*。o○o。.:*。o○o。.:*




私たち天使は、常にあなたの側にいて、あなたを見守っています。

それは、今も、これから先も変わることはありません。

でも、あなたと私たちの関わり方は、変化していきます。

あなたがより宇宙の流れに乗り、安心して委ねていられるようになれば、当然、私たちに頻繁に頼る必要が無くなるからです。

もしかしたら、あなたは、それを聞いて、なんとなく不安になるかもしれないけれど、「一々頼まなくても、すべてが流れの中でうまくいっている」という感覚の中で生きることは、あなたにより多くの喜びと自由をもたらします。

あなたと、あなた自身との間でしっかりとした信頼関係が結ばれていれば、あなたは、自分の選択すること、行為することに安心していられるのです。

ときには間違うことがあるかもしれないけれど、宇宙がそれをフォローしてくれ、自分自身もそのことに気づいて修正できると思っていることもできるでしょう。

そして、それらは、あなたがそう意識しているというよりも、明日の朝、日が昇ることを疑いもしなければ、意識もしないように、ごく当たり前の感覚として、あなたの中にあるでしょう。

あなたが今、こんな自分になりたい、と思っている多くのことが、あなたにとって当然のものになるのです。


○自分を変えるためには、自分を変えようとしないことです


あなたが、あなた以外の人を変えることができないのと同じように、本当は、自分自身も変えることはできません。

自分をどうにかしようと思うことそのものがエゴであり、自分の内側で起こるあらゆることをあるがままに受け入れることが、愛なのです。

あなたが自分を本当の意味で愛するようになると、自分を苦しめている自分、不幸を生み出している自分にも、寄り添い、耳を傾けられるようになります。

自分を苦しめている自分、不幸を生み出している自分とは、本来のあなたではなく、癒されるべきものです。

ですから、寄り添い、耳を傾けることによって、癒され、あなたの中から消えていくのです。

癒しとは、理解であり、理解のためには、興味を持って、見つめ続けることが必要です。

例えば、あなたは、テレビを見ながら、何かに反応して、自分が嫌な気持ちになったり、悲しくなったり、腹を立てたりするのを感じるかもしれません。

自分に無関心でいれば、それは、一時のことで、テレビに集中しているうちにどこかに消えてしまうでしょう。

でも、自分を愛していると、そのような「一瞬自分の中を横切る感情」にも、無関心ではいられません。

その感情に注意を払い、耳を傾けて、どうしてそのような気持ちになったのか、知ろうとするでしょう。

一瞬の感情を見逃さない態度は、四六時中、あなたがあなた自身に関心を持っているということであり、誰もが求めている愛情です。
(関心を持つことだけが大切であり、何かを感じたからといって、理由を問いただす必要はありません)

誰もが、自分に関心を持ってもらい、自由を尊重され、常に肯定され、認められたいのです。

自分は一人で生きていて、そのような愛情を求めてはいない、と思っている人もいるかもしれませんが、そのような人も、宇宙にいつも守られていることを体感すれば、身体がリラックスし、呼吸が深くなるものです。

頭でどう思っているかにかかわらず、身体がそのように反応するのは、本質的に求めていることだからです。

結局のところ、あなたの中の不調和や癒されるべき人格(エゴ)は、ただただ、愛されたいだけです。

だから、それに気づき愛を注げば、満足して、あなたの中や外側に現れて、自分を主張することは無くなります。

そうやって、あなたの中の愛の足りない部分に愛を注ぎ続ければ、本来のあなたではないものが消えていき、あなたの本質が現れるのです。

あなたは、いつも自分に関心を持っているなんて、そんな風にしてまで自分と付き合うのは面倒だと思うかもしれません。

自分に関心を持ってみれば、自分の中を様々な思考と感情が乱れ飛んでいて、それらに一々付き合っていられないという気持ちになるのは当然です。

でも、あなたが自分と付き合うのが面倒なら、宇宙の法則に従って、あなた以外の誰も、あなたと根気良く向き合ってはくれません。

とはいえ、自分を十分に愛していなければ、これまで一度もしてこなかった新しい取り組みを面倒に感じるのは当然であり、その気持ちにも、寄り添い、耳を傾ければ、あなたの中から消えていきます。

そうやって、自分との愛と信頼関係が深まれば、自分自身を面倒に感じることはなくなります。
(ですから、自分を面倒に感じる自分を責める必要などないのです)

必要なのは、常に自分に興味を持ち続けることです。

そのような基本的な態度が身につくと、あなたは、今よりずっと、すんなりと変化していくことができるようになります。

例えば、あなたが何かに腹を立て、「自分はこのようなことに怒りを感じる傾向がある」と気づいたとき、「それはもういらないな、なくてもいいな」と思えたなら、「このようなことに怒りを感じるパターンを手放します」と宣言しておくだけで、しばらくすると、自分の中からそのような傾向が消えていることに気づくでしょう。

正しいかどうかを超え、一切の否定がなく、ただあることを認めることが愛であり、そのような態度で自分を見つめるなら、自分を変えようとしなくても、あなたはあなたの信頼に応えて、自らの本質へと戻っていきます。

あなたは、瞬間瞬間の感覚によって行為を選択し、自分をコントロールすることから完全に手を離して、自分自身を委ねているような感覚になるでしょう。

あなたが瞬間瞬間の感覚によって、行為を選択するときには、あなたを阻むものは何もなく、自由でいることができます。

そして、あなたという存在は、瞬間瞬間の感覚そのものなので、「自分はこのような人物だ」「このようなものが好きだ」という定義ができないことが分かるでしょう。

それがありのままの自分、あるがままの自分なのです。


○あなたの幸せのことを考えましょう


あなたを幸せにできるのは、あなただけです。

エゴは、足りないもの、今の自分がすぐに手に入れられそうにないもののことばかり考えて、「自分は○○でないから、○○がないから」と、自分を不幸にしています。

だから、自分を幸せにすると聞くと、広い家がない、恋人がいない、海外旅行に行けない、十分にお金がない、だから幸せになれないと、言い始めるのです。

でも、今この瞬間にあなたが自分を幸せにできなければ、大きな幸せもやって来てはくれません。

どんなに馬鹿馬鹿しいと思っても、その程度のことで幸せなど感じられないとエゴが言い張っても、「今できること」をしてください。

「今自分が、自分をほんの少しでも幸せにできること」は、とても些細なことかもしれません。

窓を開けて深呼吸するとか、散歩するとか、お昼寝をするとか、そんなことでしょう。

そして、せっかく自分を幸せにすることをしてみても、エゴは、そのようなことで幸せになれない、そのようなことをしている場合ではない、と、そこにある幸せを感じることを阻もうとするでしょう。

最初は、少し頑張って、そこにある喜びを掘り起こす必要があるかもしれません。

また例えば、あなたが職場にいて、自分はこの仕事をしていて、幸せではないと感じたとします。

そのときには、自分が楽をする方法がないか、考えてみてください。

仮病を使って、ずる休みをするのも、スピリチュアル的には、悪いことではありません。

もちろん、エゴは、罪悪感を抱こうとしますが、みんなが働いていて自分が休んでいることを、どうぞ、楽しんで、笑ってみてください。

見えないところでこっそり舌を出して笑うように、よくないと思うことを楽しんでみるのは、固定した価値観を壊し、新しい楽しみを見つける助けになる場合があります。

多くの人は、向き合うべきことに向き合わなければ、それが繰り返し起こることを恐れますが、そうやって避けられるものに時間を取られているかもしれません。

エゴが向き合うべきことから逃げ出そうとしているなら、あなたはちゃんとそれに気付けます。

まず避けてみて、追いかけてくるようなら、そのときに考えればいいのです。

また、あなたの身の回りに、あなたが一緒にいたい、これがあると幸せと感じるものを置くようにしてみるのもいいでしょう。

多くの人は、気に入らないけどとりあえず使っている、というようなものをたくさん身の回りに置いています。

意識でどう思っていようとも、そのようなものを見るたびに、潜在意識には、不満が蓄積されていきます。

タオルや食器、文房具のようなものでも、手にとって、触れて、幸せを感じられるかどうかを、何かを買う理由にしてみてください。
(もちろん、このようなことは、いきなり、完璧にできるはずはなく、私たちの伝えることが絶対でもなく、単なる提案であると思っていてください。あなたにとって、今、自分を幸せにするためにできるのは、まったく別のことかもしれません)

そうやって、自分のしたいことを自分で叶え、自分を幸せにすることは、「自分のしたいことができる」という行動を通したアファメーションとなり、そのエネルギーが宇宙に放たれます。

自分はそれ以外のときに、自分を否定してばかりで、そんなことをしても、効果はないかもしれない・・・

それは、エゴの思考です。

ポジティブな行為には、希望と喜びが感じられ、本質が後押しするので、だんだんと「それ以外のとき」にも広がっていきます。

忘れていたら、忘れていたので良く、思い出したときにまた取り組みながら・・・あなた方は、愛の方へと進んでいくことができます。

変化の最初は特に、三ヶ月や半年の単位で、新しい気づきを得て、大きなステップを上がるでしょう。

そのようなタイミングで、変化は確実なものとなり、元に戻ることはなくなっていきます。

できるだけいつも、あなた自身を幸せにするために、何ができるだろうかと考えてみてください。


○無条件の幸せ


何かがあるから幸せという条件付きの幸せは、何かがなくなったらどうしようという恐れを生み出します。

自分以外の何かの要素で、自分の幸せが左右されなければ、あなたは、常に幸せでいられます。

そのようなことは、絵空事に聞こえるかもしれませんし、エゴにとっては、恐ろしいことですが、あなたがたの本質は、常に幸せであり、それは何かがあるからというような理由付けによるものではなく、無条件の幸せです。

あなたが無条件に幸せになったとしても、宇宙によって「あなたが何もなくても幸せを感じていられるかどうか」試されることはありません。

私たちが伝えたいのは、あなたの本質は無条件に幸せであり、あなたは、いつも、自分の中に幸せを感じることができるということです。

例えば、あなたに恋人がいたとして、恋人がいてもいなくても幸せと思おうとするのでなく、その状態を維持したいという気持ちを手放して、ただ、今そこにいることを喜んでいられるのなら、あなたは、自由に幸せを感じられるのです。

今手にしているもの、それを維持することにこだわっるのはエゴですが、そのエゴを癒して仕舞えば、それを失うことへの恐れは消えていきます。

簡単ではありませんが、そのような意識でいれば、あなたに必要なだけ、幸せな状態は長続きします。

そのように聞くと、エゴは、無条件の幸せを感じることが大切なのだと思い、条件付きの幸せを否定し、自分の望みを抑えようとしますが、その方法ではうまくいきません。

大切なのは、まず、条件付きの幸せを肯定し、それに向かって、進んでみることです。

あなたの望みが、物質的な条件に関わるように見えても、あなたの人生の目的、幸せへの道において、意味のある、欠かすことのできないものかもしれません。

物質的、条件付きの幸せを手にすることで初めて、無条件の幸せを得られる場合も多いのです。

どのようなことも、否定と抑圧があれば、うまくはいかないのです。

あなたは、今、自分の幸せが遠いところにあるように感じているかもしれないけれど、そうではありません。

エゴができないと思っていることも、本当は、あなたが考えるよりずっと、近くにあるのです。

今、無条件の幸せを目指そうとする必要はありません。

そのようなこともあるのかと、心の片隅に置いておいてください。

そして、今は、自分の気持ちにただ正直に、自分が幸せになることに向かって、進んでいて欲しいのです。


○変化は続いていきます


自分はこれでいいと思うと、エゴは自分を見ることを止め、現状に留まろうとし始めます。

エゴは隙あらば、自分が完全で、特別な存在だと思いたいのです。

また、エゴは、一度手に入れたものを手放すことを恐れます。

すぐに白黒つけたがり、ある問題に関して何らかの気づきがあると、完璧に解決できた、と思い込みます。

それらは、エゴの仕組みであり、良いも悪いもありません。

でも、片付いた、終わった、できた、という思いが、次の問題を引き起こす原因になることは確かです。

自分の中で浮き上がってきた不調和に気づかずにいれば、それは出来事として現れますが、もし、内面にあるうちに気づけば、ただ、あなた自身と向き合うだけで、何の嫌な出来事も起こらず、周囲に何も影響せずに済むのです。

だから、結果が出たと感じた後、問題を解決できたと思った後も、「また何かあるかもしれないけど」と軽く考え、変化を続ける意図を持ってみてください。

「そのように考えると引き寄せてしまうのではないか」とあなたは思うかもしれないけれど、その気持ちの背後には、「また起こったらどうしよう」という恐れが隠れているのです。

「また何かあるかもしれないけど」と考えられるようになるには、恐れを手放す必要があります。

そして、恐れを手放してしまえば、片付いた、終わった、できた、とエゴが考えることがなくなり、それに伴って、「また起こるかもしれない」と考えることもなくなるでしょう。

そのような状態が、否定も抑圧もない状態であり、あなたが本質として、ありのまま、あるがままに生きているということなのです。

否定と抑圧は愛ではなく、完全なる肯定が ー 賛同や同意すらなく、あることを認めることが愛なのです。

変化を続けるというと、あなたは、大変に感じ、難しいと思うかもしれないけれど、あなたは、瞬間瞬間の感覚によって行為する存在であり、そのことが、あなたが常に変化しているということです。




QooQ