あなたが、今、こうしてここにいることは、私たち天使の喜びです。
一日一日、あなたはいろいろと迷うこともあるかもしれないけれど、今、あなたは、正しい道を歩いています。
迷うことも、決して悪いことではありません。
あなたは、良いか悪いか、正しいか間違っているかが気になるかもしれませんが、私たちは、今のあなたが迷いを感じることも分かった上で、あなたを導いているのです。
ですから、迷うことで、自分を否定したり、責めたりする必要はありません。
そしてもちろん、自分を否定したり、責めたりしてしまったとしても、決して罪悪感など抱かないでください。
あなたが自分を否定したり、責めたりしたくなったとき、それに気づくようになれば、少しずつ、自分に対する厳しさやネガティブな思いを減らしていくことができるでしょう。
○潜在意識の変化が外側に現れるのには時間が必要です
何度も繰り返し、同じメッセージを目にすることで、それは、あなたの潜在意識に浸透していきます。
浸透したメッセージによって潜在意識の中で変化が起こり、それが顕在意識に影響して、思考や感情、言動に変化を及ぼすのには、多少の時間がかかります。
実際には変化が始まっていても、それがとても小さくて、あなたが気づかない場合もあります。
また、自分に注意を向けられていない人の場合、自分では変化に気づかないこともあります。
(時には周囲の人の方が、先に変化に気づくこともあります)
特に、とても忙しくしていたり、人からの評価ばかり気にしていたり、自分はこれでいいと思い込んでいたりする人は、自分の内面に関心を持つことができないので、自分の変化になかなか気づくことができません。
潜在意識からの変化とは、自分を変えようとした結果として起こるのではなく、ふと気がつくと、前ほど落ち込まなくなっていたり、ネガティブなパターンになりにくくなったり、人目が気にならなくなっていたりするようなものです。
潜在意識の中で、知らないうちに何かが癒され、手放されることによって、あなたが変化するときには、その変化に気づきにくいものです。
「新しく何かが分かった」「何かを見つけた」というようなときには、その瞬間がはっきりしていて、それに伴って変化したことも、分かりやすいでしょう。
ですが、何かの心配の原因が消えたとき、それはただ起きなくなるので、気づかない方が当たり前です。
癒され、手放されれば、それにかかわることは、あなたの周りで起こらなくなるからです。
あなたは、自分を早く変えたいと思うかもしれないし、成果が分からないと不安になるかもしれないけれど、焦りも不安も必要はありません。
あなた自身を無理に変えようとせず、成果だけで評価しないことも、自分を愛することの大切な要素なのですから。
「自分は何かができていない」とあなた方が思うとき、私たち天使が、あなた方に厳しくしたり、怒ったり、見捨てたりするのではないかと考える人もいますが、そのようなことは、まったくありません。
そのような考えは、宗教的な古い価値観(天罰とか、ばちがあたるというような)であり、あなた方のほとんどが、それを当たり前のことだと思ってしまっています。
愛とは、相手の状況や状態によって変わるものではなく、間違いを犯したからと言って罰することなく - 私たちの愛が変わることはありません。
あなたは、私たちの愛について、常に安心していていいのです。
ですから、どうぞ、もっと私たちに声を掛け、私たちに多くのことを頼んでください。
私たちの伝えるメッセージがよく分からないときには、必要な理解が得られるように、
やる気がでないときには、自分にとって正しい判断ができるように、
時間が取れないときには、自分に必要な時間が取れるように、
声をかけてください。
私たち天使は、いつでも、喜んで、あなたをサポートします。
○あなたという存在
あなたは、
1.あなたの本質(魂、スピリット、ハイヤーセルフ)
2.エゴ(マインド、ロウアーセルフ、思考、感情)
3.肉体
で、構成されています。
自分を愛するために、まず自分がどのような存在かを理解する必要がありますが、まず大切なのは、自分を一つの存在(意識)、一人の人格(人物)と考えないことです。
では、三つで構成されているのだから、三人なのか、というと、そうではありません。
エゴは、様々な条件付けや思い込み、トラウマ、インナーチャイルド、過去世などを抱え込んでいて、多数の人物の集合体のようなものです。
私たち天使の視点で見れば、あなたは、たくさんの人物が束ねられたようになっていて、あるときには、過去世の誰かが、あるときには、インナーチャイルドが、あるときには、あなたの本質が、表に現れています。
あなたも、周囲の人の思いがけない一面を見て、驚いた経験をしたことがあるでしょう。
誰かの思いがけない一面というのは、いつもとは別の人格が表に現れているということであり、その人格は、普段、何らかの理由でその人が抑圧しているものです。
アルコールを摂取すると、人が変わったようになることがあるのは(急に陽気になるとか、説教を始めるとか、泣き出すというような)、アルコールの力によって抑圧が小さくなり、開放的な気分になるために、普段抑圧している人格が表に出てきたということです。
あなた方は、自分の中にある多数の人格を、自分が正しい、あるべきだと考える状態になるように、一生懸命抑圧したり、コントロールしたりして、生きています。
何らかの状況や状態で別人のようになることを、良い悪いと判断したくなるかもしれませんが、それは、ただ単に、抱えているものが現れているというだけのことであり、表に出るかどうかにかかわらず、内面の状態に変わりはありません。
自分がいつも抑圧している人格が表に現れると(抑圧しているのは自分の中にいて欲しくないからなので)、あなた方は、そのことにショックを受け、自分を責め始めます。
でも、あなたが抑圧している人格や、自分を責めたくなるような特徴(いつまでもクヨクヨしたり、怒りっぽかったり、頑固だったり、自分勝手だったり)は、本来のあなたではなく、今世あなたが、癒すために持って生まれたものです。
あなたは、自分を嫌いだと思うかもしれないけれど、あなたが嫌いなあなたの特長は、癒されるべきものであり、本来のあなたではありません。
あなた方は、それを性格という言葉で、固定したもののように認識していますが、それは間違いです。
性格とは、変化しないものではありません。
とても大切なことなので、もう一度。
あなたが、「自分はこういう性格だ」と思っているものは、今世、あなたが癒すために持って生まれた特徴(傾向)です。
あなたは、自分に嫌いな部分があることで、自分を否定し、価値がないと思っているかもしれませんが、それは、私たち天使から見れば、何の意味もないことです。
あなたは、あなたが考えているようなあなたではありません。
今すぐには信じられなくても、自分にはまだ表に現れていない才能や、素晴らしい能力があるかもしれないのだと、心の片隅に置いておいてください。
○自分を愛していない行為
あなたが自分を愛するために何をしていいか分からないのは、自分を愛していない行為がどれなのか、いつ自分が自分にひどいことをしているのかが分かっていないことが、一つの原因です。
少なくとも、自分を否定したり、責めたり、罪悪感を持ったり、自分を好きになれなかったりするのは、自分を愛していないからだ、ということは分かっても、だからと言って、それをどうしたらいいのか分からないとも思うのでしょう。
自分を愛していない行為とは、例えば、
・とりあえず自分が悪いことにして、なんでも「ごめんなさい」とすぐに謝る
・誰かと食事するとき、自分がどうしたいかは言わず、常に相手の要望に合わせる
・「自分は、○○な性格だから」と決めつける
・何となく嬉しくないと思っても、「ありがとう」と言う
・落ち込んだり、傷ついたりしているときに、「こんなことで一々落ち込んではいけない」と考える
・人のためには必死になるけれど、自分のことはどうでもいい
・一度決めたことをやり抜く
・ルールや約束は、必ず守る
・人に認められるよう、頑張る
・人に優しく、自分に厳しく
・「私は自分に甘い」と思い込んでいる
・完璧主義
・親の期待に応える
・「自分は十分幸せ」と言い聞かせる
・自分の人生はこの程度だと考える
・不満があるのに「みんな我慢しているのだから」と現状を受け入れる
・何かを継続できなかったとき、自分はだめだと責める
・ゆっくり寝て、起きたときに、罪悪感に囚われる
などです。
あなたは、いくつかのものについて、「それのどこが自分を愛していないのだろう」と思ったのではないでしょうか。
○一度決めたことをやり抜く
それは社会常識的には、善いこととされています。
でも、「決めた」のは、過去のことであり、本当は、今の自分には関係のないことです。
過去の自分が決めたことが、今の自分にとって、正しいかどうかは分かりません。
あなたが着実に変化し続けていることを理解していれば、何かを継続することの理由は、「一度決めたから」ではなく、「今の自分がしたいと思うから」でしょう。
「今の自分がしたいと思う」ことをした結果、それが他の人から、継続や努力に見えたとしても、あなた自身は、そのように感じることは無いでしょう。
○ルールや約束は、必ず守る、も同じです。
ルールも約束も、過去(過去世も含みます)のあなたが決めただけのことです。
社会的に守るべきルールだとしても、過去に誰かが決めたものであり、それを守るかどうかは、今この瞬間のあなたに委ねられます。
だとしたら、社会がぐちゃぐちゃになってしまうのではないかと思うかもしれないけれど、あなたが本質に従うとき、大きくルールを外れることはありません。
エゴの判断は、常に自分の外側(社会の常識やモラルや教えや価値観)にあり、直感は常にあなたの内側にあります。
何らかのルールを守らなければいけないとき、それを無意識に行うのではなく、一度自分にどうしたいかを問いかけてみてください。
ときには、それが嫌だと感じることもあり、とはいえそれが避けられない場合でも、あなたがそれを選択したという意識を持つことは、とても意味があります。
あなたの自由意思は、あなた以外の誰かや、何かによって、侵害されるべきものではありません。
例えそれ以外の選択肢がないように思えるときでも、「自分が意識してそれを選んだ」なら、あなたは自由です。
○「私は自分に甘い」と思い込んでいる
でも、それは事実だし、とあなたは思うかもしれません。
自分に甘いと思っている人は、自分に厳しい人です。
あなた方の価値観では、自分に甘いと言うのはネガティブな意味です。
その中には、「本当はするべきことができてない」という思いもあるでしょう。
「私は自分に甘い」と言う人は、必ず罪悪感を抱いていて、しかも、それは心のどこかに常にあり、隙あらば自分を責め立てているのです。
本当は、あなたの潜在意識が、今したくないことをしないようにしているだけかもしれません。
だとしたら、罪悪感を持つ必要も、自分を責める必要も、少しもありません。
○ゆっくり寝て、起きたときに、罪悪感に囚われる
眠っているときには、あなたの意識(頭)は働いておらず、あなたの潜在意識と身体に必要なことが起こっています。
潜在意識と身体にとって必要な睡眠の長さは、あなたの意識(エゴ)がコントロールできないことであり、本質的に必要なことが起きているのに、それをエゴのレベルで責めることに意味はありません。
また、寝起きの自分に罪悪感を持つのは、気持ちよく寝て気持ち良く起きた人を、起き抜けに責めるようなものであり、せっかくの気分を台無しにしてしまうことです。
自分以外の人にそのようなことをすれば、どれだけ気分を害し、嫌な思いをさせるか簡単に想像できるでしょう。
それが例えあなた自身に対してであっても、気持ち良さを台無しにした自分にがっかりし、傷ついてしまうのです。
楽しく一日遊んだのに、時間を無駄にしたような気分になるとか、
ふと何かが楽しくなってしばらく没頭した後で、こんなことをしている場合じゃないとか、
ぼんやりと時間を過ごして、世の中の役に立つことができていない自分はだめだと思うとか、
あなた方は、様々なことで、すぐに自分を責めたがり、十分に楽しむことができません。
○安易に自分を責めないでください
私たちは、あなたに、社会の常識やモラルや教えや価値観を基準にして、安易に自分を責め、罪悪感を抱くことを止めてほしいのです。
そもそも、自分を責め、罪悪感を抱くことは、モラル的にも宗教的にも正しいことと認識されていて、一度ならず、過去世で宗教的信仰に身を置いたことのあるあなたは、その価値観を捨てることができません。
また、自分を責めなければ、自分がどうなってしまうか分からないという恐れも持っています。
そのような恐れは、自分自身に罪悪感や疑問をまるで持たない(常に自分が正しいと思っているような)タイプの人を周りに引き寄せます。
あなたは、意識的にも無意識的にもその人を「あるまじき」と感じ、それを根拠に、ますます何の疑問も持たずに、無意識的に自分を責め続けていきます。
スピリチュアルな視点であなたを理解した上で、あなたは、自分を責めるのを止めてみようとしたことがあるでしょうか。
自分を責め、罪悪感を抱くことは、自分に苦しみを与え続けるということですが、スピリチュアル的な成長において、つまり、あなたが無条件の愛に満たされるために、それは、必要なことだと思いますか?
どうぞ、あなたのハートに問いかけてみてください。
あなたにとって何が正しいことなのか、あなたの本質は分かっています。
あなたのハートは、あなたの本質の答えを伝えてくれるセンサーです。
あなたのハートが何かを正しいと受け入れるとき、それは、エゴのレベルではなく、あなたの本質のレベルで起こっています。
○自分に敏感に
安易に自分を責めないためには、あなたがもっと自分に敏感になり、できるだけ多くの場面で、自分にどうしたいかを問いかけて、決断することが大切です。
エゴは、同じこと、繰り返すことに、安心します。
昨日と同じパターンに安心し、人と同じことに安心し、常識的に価値があるとされていることをすると安心するのです。
だから、あなた方は、自分が「継続するべきだ」と思うことが続かないと、自分を責めたくなります。
何かが継続できないとき、そのほとんどは、あなたの本質が「今それをしたくない」と訴え、無意識的に(すっかり忘れるなどして)やめてしまうというケースです。
例えば、「毎日運動をする」というあなた方が「絶対に常に正しい」と思うようなことであっても、今がタイミングではなかったり、他に優先することがあったり、やろうとしたのとは別のことが、あなたに向いているかもしれません。
また例えば、「健康的な食事をしよう」と思っていても、甘いものが止められなかったり、アルコールを摂ってしまったり、ジャンクフードを食べたりして、その度に自分を責めるというパターンを多くの人が抱えていますが、あなたが口にするものは、あなたのエネルギー全体に作用するので、置かれている環境や、人間関係によって、必要な場合もあるのです。
(もちろん私たちは、あなたが、無意識的に、習慣的に、身体に悪いことを続けているときには、あなたに身体に注意をするようにちゃんと提案します。)
あなたは、自分は根気がないとか、飽きっぽいと思っているかもしれませんが、本当に続けたいことは、ちゃんと続けられる力を既に持っています。
あなた自身にもっと意識を向け、敏感でいてください。
それは大変なことだし、いちいち自分に聞くなんてずいぶん面倒くさいと思うかもしれないけれど、心配したり、悩んだり、自分を責めたりするより、ずっと有益なエネルギーの使い方です。
あなたが身体に悪いと思うものが食べたいとき、本当に食べたいか、心と身体に尋ねてください。
身体が必要なくても、そのときのあなたの心には、それが必要なこともあるでしょう。
食べること、特に甘いものは、お腹が満たされるという単純な感覚で、足りない愛情を埋めてくれます。
あなたが自分に優しくできないときには、そのようなものを麻酔的に利用した方が良いこともあるのです。
自分の内面に耳を傾け、感覚に敏感になり、自分に正直に決断をしてください。
すべてのことでなくても、完璧でなくても、間違っていても構いません。
でも、そうやって決断したら、そのことで自分を責めず、今はこれが正しいのだと自信を持っていてください。
自分に敏感になることは、自分に関心を持つことです。
関心を持たれると嬉しいので、強い欲求は、癒されていきます。
強い欲求とは、そもそもあなたの中で、抑圧され、気づいて欲しいと訴えかけている人格が、形を変えて自分を表現したものです。
自分に問いかけることを繰り返していくうちに、あなたは自分にどんどん敏感になり、必要のないときには、必要ないと、自然に判断できるようになっていきます。
でもあなたは、そうやって何かを決断しても、「自分の判断に自信を持つのは難しい」と思うかも知れません。
長く自分の内面や感覚に耳を傾けずに過ごしていると、自分の本当の気持ちと言われても、(今自分が何を食べたいのかすら)よく分からないのは当然です。
そのときには、どうぞ、私たち天使に
「自分にとって、今、最善の判断ができるように」
助けを求めてください。
○あなたとあなた自身との関係
長い間自分の内面や、感覚に耳を傾けずに過ごしていると - つまり、自分の本当の気持ちを無視していると、あなたとあなた自身と間に、信頼関係はありません。
ですから、あなたの中のいずれかの人格は「自分に本当のことを打ち明けても、それを叶えてくれるかどうか分からない」という不信感を持っています。
インナーチャイルドや、過去世は、これまでに何度か、自分に気づいて欲しいと訴えかけ、一度も聞いてもらえず、「そんなことができる訳がない」などと否定されたために、訴えかけるのを止めてしまっている場合もあります。
あなたの本質は、あなたの準備ができていないときに、何かを訴えかけてくることはありません。
あなたが、あなたとの間で愛を育むためには、根気よく、自分自身と付き合う姿勢が大切です。
「自分に聞いてみたけど、よく分からない」と投げ出してしまわずに、私たちと協力しながら、何度も問いかけ、答えを感じたら、それをあなた自身が叶えてあげることで、信頼関係を築いていきましょう。
あなたとあなた自身の関係は、あなたが生きている間 - 本当は生きている間だけでなく - ずっと続きます。
あなたは、自分以外の人に期待してがっかりしたり、応援していたけどどうでもよくなったり、大好きだったのに急に嫌いになったりした経験があるかもしれません。
それは、あなたが、あなた自身に根気よくいられないことが一つの原因です。
自分に根気よくいられないのだから、自分以外の人にできないのは当たり前なのです。
(だから過去にそのようなことをした自分をもし責めているなら、それを手放してしまいましょう)
とはいえ、あなたは、自分の望みを叶えると言っても、「すぐに会社を辞めたい、と言われたらどうしよう」というようなことが心配になるのでしょう。
だから、自分の本当の気持ちを聞くのが怖いと思い、無視し続けていたのかもしれません。
あなた方は、大きな決断のときにだけ、「直感に従おう」とか、「本当にしたいようにしよう」などと考えがちですが、大きな決断のときに急に自分に耳を傾けようとしてもうまく行かないのは当然です。
確かに、エゴは、性急に結果を出したいので、急に大きなことを言いだす傾向があります。
もし、今の自分とかけ離れた大きな望み(すぐに会社を辞めたいというような)を訴えかけられたら、それを否定することなく、一度置いておいて、日常的な小さなことから始めてください。
今していることは、今したいことだろうか・・・・
今この瞬間何がしたいだろう・・・
朝目が覚めたとき、ベッドの中で、自分に問いかけてみてください。
身体はまだ眠いと言っていて、意識は「そろそろ起きなくちゃ」と思っている・・・
本当の私はどうしたいだろう?
今起きたいのか、もう少しゆっくりベッドの中にいたいのか・・・
例えば、休日の午後、意識では「早く夕食の準備をして、明日のために早く寝なきゃ」と思っていても、本当のあなたは「もうしばらくのんびり座っていたい」かもしれません。
最初は、本当の自分に従って、「のんびり座って」みても、なんだかイライラして、落ち着かない気持ちになるでしょう。
そのようなときには、私たち天使に声を掛けてください。
私たちは、あなたの落ち着かない気持ちを癒し、本当の自分に従うことで、穏やかでいられるように、サポートします。
うまく行かないことで、自分を責める必要はなく、どんなときも、私たち天使のサポートが受け取れるのだと覚えていてください。
○落ち着かないのは何故でしょう
本当は、あなたが、ほんの数分ゆっくり座っていたとしても、もう少し眠っていようと決めた結果、その日一日仕事を休むことになったとしても、あなたの目に見える現実的な人生に大きな影響はないはずです。
なのにあなたは、なんだかイライラしたり、落ち着かない気持ちになったり、いろいろと心配になったり、自分を責めたりします。
「急に休んで、どう思われるだろうか」「無責任と責められたらどうしよう」「休んだ分を取り返せるかな」・・・そんなことを延々と考えるのでしょう。
あなた方の想像力は逞しく、せっかくの「今この瞬間」を楽しむことができません。
善悪にこだわり、常に自分を良い人、あるべき人という枠にはめるように頑張っています。
その気持ちが強いほど、社会の常識やモラルや教えや価値観に囚われる傾向があり、自分をがんじがらめに縛りつけています。
もし、あなたが翌日仕事に行って、誰かがあなたを責めるのなら、あなたが自分を責めている結果として起こっているのです。
自己不信が強いほど、良い人でいることにこだわり、自分に課しているルールを破ると、自分がだめな人間になっていくように感じて、落ち着かなくなるのです。
○どんなときも、自分を責めないでください
どんなときに、どんなふうに自分を責め、否定し、だめだと思っているのかに気づいてください。
ときには、それがはっきりとした思考の形でなく、無意識に責めていることがあります。その場合は、ただ何となく元気がなくなったり、お腹の辺りが重苦しくなったりするような、反応だけが現れることもあります。
もし、そのようなことがあったら、「どうしたの?」と自分に優しく問いかけてみてください。
その答えが分からなくても、構いません。
元気がないときに、「どうしたの?元気ないね」と言われれば、気づいてもらったことで嬉しくなるように、あなたもあなた自身に気づいてもらえたことに喜びを感じます。
関心を持つこと、気づくことは、愛そのものです。
そのような喜びが蓄積していくにつれ、あなたは、癒されていきます。
落ち込んだりしたとき、その原因が明らかになればいいのではなく、あなたがただ、自分に関心を寄せることで - つまり愛を注ぐことで、その原因となっていたものが癒されるのです。
常に、すべてが分かることが、良いのではありません。
ただ気持ちを向けただけで、何かが癒されたのなら、それに越したことはないでしょう。
あなた自身との信頼関係が築かれていくにつれ、少しずつ、変化していくことを、どうぞ信頼していてください。
あなたの本質は愛であり、その愛が溢れ出せば、まずあなた自身が満たされるのだと、いつも覚えていてください。